2017 冬眠明けのプチツー
2017-03-20
この3連休。初日はパッとしない天気だったが、19日はわりと暖かかったので午後から車庫に。12月に、はずしていたバイクのバッテリーを補充電し、その間にワイヤー類に注油と少し調整。バッテリーを取り付け始動を試みたら一発で始動




今日は、昨日より気温が上がってきた。それでも10℃ぐらいなので、午後から防寒着をモコモコになるほど着込んで、無計画な行き当たりばったりツーに出発





無計画で行き当たりばったりと言いながらも、この時点では国道108号を川沿いに行って、途中の県道から7号に出て南下しようと思っていたが、着込んでいたしネッグウォーマーで顔を半分覆っていたおかげか思っていたより寒くなかったので、つい高原に向かってしまった


プチ雪の回廊ww
平地の雪はほとんど消えたが、200mほど上がった高原の草地は真っ白


東由利原から南由利原を越えてさらに高い仁賀保高原に上がった。標高は500m位あるはあるはずなのに意外と雪が少ない。海が近いし風も強いせいだろうが。。。今日も風が強く寒かった






ひばり荘の南側にある駐車場の半分ぐらいは舗装が出ていたので、残っている雪の上に入ってみた。ドラスタ初の雪上




象潟漁港



道の駅「象潟」からの海


金浦の赤石浜


日本海沿いを北上して西目浜


と、いつものプチツールートを走り、本荘に回って給油。

定番の記念撮影をしてから帰宅


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鎮魂の日 3.11・・・七回忌
2017-03-11
東日本大震災から6年が経ち、7年目に入る今日。被害に遭われた皆様や、大切な家族や友人・仲間を失われた方々に心よりお見舞い申し上げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。今年もこの日が近づいてきたら報道やTVの特別番組も増えていた。6年経ってもいろんな困難や苦悩を抱えている方々のこともあるが、相変わらずきれいな部分だけの報道が多いと感じているので、自分が去年見たり聞いたりしてきたことを自分目線で偉そうなことを書いてみる。詳しい実情は知らないし、何もやってないし、何もできないくせに。。。
去年、最初に太平洋ツーに出かけたのは6月末に福島県へ。一昨年の9月以来だった。3泊4日で内陸側を回ってから、最終日に浜通りの南相馬市に向かった。


福島市から南相馬市に向かう途中いつも通る県道12号沿いの飯舘村。居住制限区域になっているが、日中は帰宅できるはずなのに何回通っても人を見かけることがない町中。居住制限が3月31日で解除されるそうだが、帰宅したとしても除染廃棄物が入ったフレコンバックを見ながら生活しなければならないのだろうか?
南相馬市の北泉海岸の防潮堤。初めて来たときはバイクで上がることができたが、上がれなくなっていた。いくらか嵩上げされたのだろう。


海沿いには所々に盛土工事が見える。

相馬市の松川浦にも行きたかったが、国道6号から入る交差点を通り過ぎてしまい、ここは次回と言うことにし、新地町の防災緑地工事現場と、役場前に仮設されている復興フラッグに寄ってみた。


6号を北上し宮城県に入ると、津波で流されたJR常磐線が1kmほど内陸に高架橋となって移設されたものが見える。新地町の高架橋は遠くから見えるが、ここでは国道の近くでも高架橋を見ることができる。

8月。山形県長井市のイベントに行った帰りに、これまで通ったことがなかった国道113号を東に進み宮城県入り。名取市の閖上地区と、仙台市の若林区荒浜地区へ。6月にも近くを通ったが、帰りが遅くなるため寄れなかった。


閖上には新しい防潮堤が見え、建物も建っていた。
荒浜にも新しい防潮堤ができていたが、堤内地の宅地だったところはほとんど変わっていない。




岩手県の三陸に行ってなかったので、9月に日帰りで列島横断。まず大船渡市。一昨年一泊で行ったときは区画整理の工事が行われていたが、その中を通るJR大船渡線は鉄道でなくバス専用レーンのBRT。そのとき泊まったホテルの周辺は部分的に区画整理が進んでいて少し迷った。まだ工事に着手していないところが混在している。




そこから陸前高田市に向かう途中の海沿いは高い防潮堤の工事中。岩手県はここより北の方に行くともっと高い防潮堤が建設されている。



その後、陸前高田市へ。工事中の国道45号付近で何回も迂回させられた。高田の松原があったところも防潮堤の工事中。宅地だったところは盛土され、その上で工事が行われていた。区画整理だろうか? 防潮堤は今年になってほぼ完成したことを新聞報道で知った。


陸前高田市と大船渡市は、震災前の2010年にバイクでは初めて列島横断して行った所だし、距離的にも近いので、自分の中では思い入れが強い。
10月。福島市で開催されたバイクイベントに行くため宮城県から回り、常磐道の山元ICで下りて国道6号沿いにできたJR常磐線の高架橋の近くまで行ってみた。看板にあるとおり去年の12月10日に一部区間が開通し、現在は東日本大震災と福島第一原発の事故により不通となっている区間(原発付近)を残して開通している。


新地町役場前の復興フラッグにまた立ち寄り、



浜の方に向かうと開通を待つJR常磐線が完成していた。向こうに再建された新地駅があるのだが、この時は寄らなかった。12月10日の開通時には大きなイベントが開催された様子をニュースで見たし、駅のあたりには行ったことがないので、今度は駅にも寄ってみようと思う。

そのまま浜方面に行って相馬市の松川浦に行きたかったが、工事車両が多くてまた断念。6号に戻って南相馬市から件の県道12号を福島市に向かった。
以上が昨シーズンのツーリングで見てきた太平洋側のほんの一部の様子だが、画像から最低半年は経っているので工事はさらに進んでいるだろう。でも、自分が見ているのはハード面のインフラ整備だけ。人との関わりは少なからずあっても入り込めない部分。よくわからないことだし地域差もあるので、何もやっていないとは決して言わないが、ソフト面をもっと充実しないと復興を遂げるにはまだ相当な年月がかかるだろう。
未だに仮設住宅での生活を余儀なくされている世帯は、福島県をはじめとして3万世帯を越えているそうだ。岩手県、宮城県は住宅再建で仮設からの退去が進んでいるが、福島県は原発事故の影響で先行きが見通せずにいると聞いた。ほかの地域や他県に移住、避難している世帯を含めると、ふるさとに帰れない人がどれくらいいるのか想像もつかない。
風化という言葉もよく耳にするようになったが、絶対に風化させてはいけない。自分は今年もできるだけ太平洋側に行き、見聞きしたことを微力ながらも発信できればと思っている。
去年は4月に熊本県、大分県で大きな地震が相次ぎ、建物の倒壊、それに伴う人的被害もあり大惨事になった。自分ができる範囲で調べてみると倒壊した建物は未だにそのままのところがあったり、東北と同様にあまり報道されなくなったが、復旧、復興は進んでいない。
そして、8月には台風10号。南の海上で何日も迷走した後、8月末に大雨を引き連れて岩手県大船渡市付近に上陸し、震災時の津波で甚大な被害があった岩泉町で今度は河川の洪水により再び人的被害が出るというこれも大惨事になった。
北海道には異例の3つの台風が上陸し大被害をもたらし、鳥取地震、阿蘇山の噴火、各地の大雨洪水に加え、新潟県糸魚川市の大火などいろんな災害があったように思う。
あらためて、被害に遭われた皆様にはお見舞いを申し上げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
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カテゴリ :その他
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